ごあいさつ
令和7年度大会開催に寄せて
長野県手をつなぐ育成会長 中村 彰
第62回長野県手をつなぐ育成会大会の開催にあたり、主催者を代表してご挨拶申し上げます。
障がいの有無にかかわらず、県民が互いに支え合い、尊重し合いながら、共に生きる社会(共生社会)を築くこと及び障がいのある者が障がいのない者と同じように社会参加できることが重要であり、そのためには、県民の理解、共感及び協力が不可欠であり(以下略)…という趣旨のもと、2013年10月「信州あいサポート運動」が施行され、私たちも研修会で共に学び合い、それぞれの地域で発言・発信したことは記憶に新しいことかと思います。それから9年後の2022年4月、「障がいのある人もない人も共に生きる長野県づくり条例」が施行されました。知的障がいを持つ保護者・関係者で構成する私たち育成会は、当然のことながらその中身まで承知していますが、多くの県民は『共生』という“言葉”を聞いたことがあっても、「人格や個性を相互に尊重する」という条例の趣旨、更には『人権』というものを一体どれだけの人が承知・理解しているのか…。今日、一堂に会した皆さんの意見を、育成会として何ができるのかを、何をしなければいけないのかを、是非ともお聞かせください。
さて、本大会のメインテーマは『防災』。謂われて久しい「災害は忘れた頃にやってくる」時代ではないことを皆さんも、とりわけ東日本台風(2019年)災害に遭われた人々は、身を以て感じておられることと思います。世界各地で猛威を振るう自然災害、日本においても台風の大型化や、それに伴う風水害の巨大化、更には猛暑日が延々と続く毎日を過ごさなければならない等、日本の四季はどうなって行くのか、自然の素晴らしさというより“怖さ”を感じる今日この頃ではないでしょうか。
災害が起こりそうだ…、或いは災害が発生したら…、あなたはどうしますか? 行政の皆さんに連絡ですか?、110警察?、119消防?、直ぐ駆け付けてくれますか? お隣ご近所、声掛け合ってますか? 行き来してますか? あなたの家族の状況を知っている人が地域に何人いますか? 本日の講師先生から様々なことを学ばせていただき、自分事として早速活用させていただきましょう。
末筆ながら、本大会にご参集いただいた会員の皆さま、ご多用中にも係わらずご光彩を添えていただきましたご来賓各位に御礼を申し上げますとともに、本大会開催に向けご尽力・ご協力・ご協賛等を賜りました関係各位に、心より感謝申し上げます。